60年代のチェコ映画「ひなぎく」

60年代のチェコ映画「ひなぎく」

私が文化の学生だったときにファッションブランドを作ろうという課題がありました。その当時は50年代や60年代の古着が好きだったのでヴィンテージをテーマにしたブランドを作ろうと考えていました。

なんか参考になるかも!と思って観たのが1966年にチェコで製作された映画「ひなぎく」でした。とびっきり可愛いお人形のような二人の姉妹とちょっとダークな雰囲気を持ち合わせた「ひなぎく」を観て、かわいい!!!!!と衝撃を受けたのを覚えています。

ひなぎくを初めて観てからチェコの映画に興味を持つようになり、ヤン・シュヴァンクマイエルのアリスやチェコ版のエコールと言われているミネハハ、聖少女の詩、ユライ・ヘルツ監督のモルギアナなどなど。日本で視聴可能な東欧の少女映画を片っぱしから観るようになり、かわいいけどちょっと毒のあるチェコ映画が大好きに!!!

その中でもひなぎくを初めて観たときの衝撃が凄すぎて、何度も何度も繰り返し観ているうちに「ひなぎく」は私の中でバイブル的な映画になりました。学校の課題では、映画の世界観を表現した架空のブランドを作り、商品として映画の中で二人のマリエが着ていたミニ丈のワンピースを真似て作ってみたり。

可愛いだけではなく強烈なメッセージが込められている、可愛いと「相反するもの」が秘められたひなぎくの反骨精神に10代の私はとても感化されていました。学生時代にひなぎくを観ていなかったらチェコに興味を持つこともなかったしチェコへ行ってみようと思うこともなかったと思います。今でもひなぎくを観ると創作意欲が沸くし何かしらのインスピレーションを得られる大好きな作品です!!!自分のアクセサリーブランド名にしてしまったくらい、、!本当に出会えてよかったなぁと思う映画です。

「ひなぎく」私がまだ学生だった10年程前は知るひとぞ知る映画でしたが最近ではだいぶ知名度が上がりました。
たまにザムザ阿佐ヶ谷などでやっているチェコ映画上映会でひなぎくも上映されているようです。
まだ観たことない方はぜひ観てみてください♪