チェコガラスとジュエリーの博物館

ガラス・アクセサリー好きにはたまらない!チェコのかわいい博物館

チェコ・プラハからバスで1時間程の場所にあるリベレツ州の小さな町JABLONEC NAD NISOU(ヤブロネツ・ナド・ニソウ)
この町の中心にあるMUSEUM OF GLASS AND JEWELLERY IN JABLONEC NAD NISOU(ガラスとジュエリーの博物館)へ行ってきました。

地元のジュエリー関係者によって1904年にオープンした博物館。元々はジュエリーだけの博物館でしたが、1961年からはガラス製品も展示されるようになり現在ではチェコ最大のガラスコレクションを誇ります。

チェコ・ヤブロネツ ガラスとジュエリーの博物館入口

チェコのガラスビーズ

日本でも人気があるチェコのガラスビーズ。その歴史は古く13世紀のヴェネチアンガラスがルーツとなり豊かな資源を求めて職人が移住してきたことから16世紀頃にチェコ・ヤブロネツでガラスビーズ作られるようになったそう。美しい色味と発色はチェコのガラスビーズならではのものですよね。サンプルシートからしてかわいい~!

1930年代のお花型ビーズ

チェコのガラスボタン

とってもカラフルでたくさんのモチーフがあり眺めているだけでうっとりしてしまう大大大好きなチェコのガラスボタン。アンティークのボタンから現代も作り続けられているボタンまでたくさんのガラスボタンが展示されていました。ガラスボタンはヤブロネツの特産品でしたが年々後継者が減り現在は2つの工房でしか作られていない貴重品になっています。

いろいろな種類のチェコのガラスボタン

様々なテイストのコスチュームジュエリー&アクセサリー

年代ごとに流行が変わっていくファッション。アクセサリーも同様で流行に合わせていろいろなテイストで作られたコスチュームジュエリー&アクセサリーがたくさん展示されていました。

たくさんのガラスストーン装飾されたヴィクトリアンな王冠

1960-1990年代頃に作られていたポップなアクセサリー

アクセサリー製作に使われる道具類

パーツ製作に使われる金型も展示されていました。上の青いものは現代でも使われているキャスト用のゴム型です。
製作に使われる道具類は見ているだけでわくわくします、、!

鋳造用の金型

Swarovski

日本でも人気のスワロフスキー。オーストリアに本拠地を置く会社ですが、創業者ダニエル・スワロフスキーさんはヤブロネツ・ナド・ニソウに隣接するゲオルゲンタール村出身なのだそう。ちなみにスワロフスキーさんはハンドカットクリスタル職人の息子だったらしい。なるほど!

カットされたガラスストーン

現代的なガラス作品

チェコガラス700年の歴史をコレクションしている博物館ですが、現代的な作品も展示されていました。

シュルレアリスムなムードが漂う素敵な作品たち

チェコ・ヤブロネツ ガラスとジュエリーの博物館について

紹介したのはほんの一部で想像以上に盛りだくさんな展示内容でした。ガラスやジュエリー、アクセサリー好きな方には絶対おすすめの博物館です!

MUSEUM OF GLASS AND JEWELLERY IN JABLONEC NAD NISOU
ヤブロネツ・ナド・ニソウ ガラスとジュエリーの博物館
MUZEUM SKLA A BIŽUTERIE V JABLONCI NAD NISOU
住所:U Muzea 398, 466 01 Jablonec nad Nisou
営業時間:火曜日–日曜日9.00-17.00(月曜休館),7月-8月の期間は 月曜日–日曜日9.00-17.00