【ELEGOO Mars 2】初めて3Dプリンターを使ってみた【アクセサリー製作】


いつか使ってみたいと思っていた3Dプリンター。
先日、お手頃価格な3Dプリンターを見つけて試してみたのでご紹介します!

初めての3Dプリンター

Amazonで見つけたELEGOO Mars 2というお手頃価格な3Dプリンター。ELEGOO Mars 2は中国の会社で作られている3Dプリンターなのですが格安すぎてびっくり。今ってこんなに安いんですねー!

ELEGOO MARS 2とは

中国・深センにあるELEGOO社で作られている家庭用3Dプリンター。造形可能サイズは12.9cm(長さ)x8cm(幅)x16cm(高さ)とアクセサリー等小さなものを出力したい場合には十分なサイズです。


ELEGOO Mars 2 Proと迷ったのですが、価格の差はレジンタンクがアルミ合金製であることと活性炭ボックスが内蔵されていること、予備のFEPフィルムが2枚付属するという違いなようです。造形可能サイズはELEGOO Mars 2と同じだし、緑のカバーのほうが好みの色だったのでELEGOO Mars 2にしました。

ELEGOO MARS 2に同梱されているもの

ELEGOO Mars 2には本体を動かすのに必要な下記画像のツールが同梱されています。
ビルドプラットフォームから造形物を外すときに使うスクレーバーはプラスチック製と金属製のもの2種類入っていました。プラスチック製のスクレーバーは力を入れたら割れてしまったのでお取り扱いにご注意ください~

ELEGOO MARS 2本体以外に必要なもの

1.レジン(光造形3Dプリンター用)
ELEGOO Mars 2出荷時の内容物には造形に必要なレジンが含まれていません。本体を購入するとき用途に合ったレジンを一緒に注文すると良いかと思います。私が注文したのはELEGOO 光造形3Dプリンター用 水洗いUVレジン。初めてだったので取り扱いが簡単そうな水洗いタイプで3Dプリンターと同じメーカーELEGOO社製のレジンにしました。


ELEGOO 光造形3Dプリンター用 水洗いUVレジンは石油系のレジンに比べたら全然臭くなくてマスクなしでもほとんど気にならないくらいでした。(レジンアレルギーを防ぐために作業中はマスクと換気をしたほうが良いです。)あと、レジンをたくさん使う予定であれば1000gを注文したほうがお得です。
ELEGOO 光造形3Dプリンター用 UVレジン 1000g

2.耐薬品手袋
ビニール手袋は必須アイテムです。使い捨てタイプの薄手のポリエチレン手袋だとしみてくる感じがするのでレジン使用時は耐薬品手袋が良いと思います。


3.トレー
ビルドプラットフォームから造形物を外すときにA4サイズくらいのトレーがあると作業しやすいです。

ELEGOO MARS 2の動作確認

1.ELEGOO Mars 2を箱から取り出して梱包材をすべて取り除きます。
2.電源アダプタをELEGOO Mars 2と電源に接続します。
3.ビルドプラットフォームを本体に取り付けノブを強く締めてから下についているネジをゆるめます。
(私のだけかもしれないですが、ネジがかなり硬かったです汗)

4.ビルドプラットフォームと本体の間に紙を置いて右上の”Z軸をゼロとする”をタップします。
ビルドプラットフォームが止まったら、さっき緩めたネジを締めます。

5.さきほど置いた紙をちょっと抵抗を感じるくらい(力を入れれば引き出すことができるくらい)まで調整します。

6.紙を置いて調整したレベリングが完了したら緑のレジンタンクを取り付けて両脇の黒いネジを締めます。

7.真ん中の”較正”をタップしてUVライトが正常に照射されるか確認します。

以上でELEGOO MARS 2の動作確認は終わりです。

ELEGOO MARS 2のテスト印刷

いよいよELEGOO Mars 2のテスト印刷してみます。
1.手袋をしてからレジンタンクの1/3くらいまでレジンをゆっくり注ぎます。

2.付属のUSBメモリーを差し込み一番右の”印刷”をタップします。

3.”ELEGOO MARS”のフォルダをタップしてその中にある”_Rook.ctb”というファイルを選択します。


4.ビルドプラットフォームが曲がっていたため造形物が歪んでしまいましたが印刷できることは確認できました。高さ7cm程の造形物の出力で2時間弱くらいかかりました汗。

まとめ

初めて使ってみた3Dプリンターでしたが細かい部分までちゃんとプリントされることに驚きました。あと、意外とスムーズにいかない出力作業に慣れるまで時間がかかりそうですがELEGOO Mars 2を使っていろいろ作ってみたいです。最後までお読みいただきありがとうございました。