チェコからやってきたプレシオサ


ハンドメイド&ネイル業界向け小売販売事業から撤退することを発表したスワロフスキー社。
なんと、これから日本でスワロフスキー社のパーツを購入できるのは貴和製作所のみになるそうです。
貴和製作所以外のパーツ屋さんで最近よく見かけるプレシオサ。もしかしたら今後スワロフスキーの代わりとして主流になる?かもしれないチェコのPreciosa(プレシオサ)について調べてみました!

Preciosa(プレシオサ)について

*プレシオサとは?

1948年にチェコのガラスの街ヤブロネツで設立されたボヘミアガラスの製造会社。
日本ではあまり知られていないですが、地域によってはスワロフスキーよりも有名です。
プレシオサクリスタルを使用したシャンデリアはヴェルサイユ宮殿などの歴史的建造物をはじめ高級デパートやホテルでも飾られています。

*プレシオサの歴史

今から5世紀以上も昔の1548年。チェコのボヘミア北部の山岳地帯で初めてガラス炉に火が灯りました。
ボヘミア北部で誕生したガラス産業は数百年にわたって栄え、現在ではチェコにある壮大なジゼラ山脈のあちこちに工房やアトリエが点在しています。その中心にあったのがチェコのガラスの街ヤブロネツ・ナド・ニソウ。
1548年からちょうど400年後の1948年に複数のガラス工房がヤブロネツに集まりPreciosa(プレシオサ)を設立しました。

Preciosa(プレシオサ)の商品

*プレシオサの商品ジャンル

大きくわけて、チェコガラスビーズやラインストーン・ジュエリー用のルースストーン/ガラス製品/シャンデリア等の照明器具/オリジナルジュエリー/ワインボトル用のガラス栓を製造販売しているそう!
ワイン用のガラス栓も作っているとはビールに次いでワインも有名なチェコらしいです。

プレシオサのチャトンを買ってみた

実際にプレシオサを購入しスワロフスキーと比べてみました。
購入したのはSS39(約8mm)の裏面がV字でパビリオンがあるタイプのガラスストーン(チャトン)です。
スワロフスキーと価格は同じくらいでしたが、プレシオサのほうが倍量入っていました!これはとってもお得!!

*プレシオサとスワロフスキーの裏面

プレシオサ8面、スワロフスキー16面とスワロフスキーのほうがカット面数が多く複雑なカットになっています。

*プレシオサとスワロフスキーのガラスカット

プレシオサ9面、スワロフスキー17面。裏面と同じくガラス部分もスワロフスキーのほうがカット面数が多いので、光が当たるとキラっとしていてプレシオサのほうが落ち着いた印象です。

プレシオサ取り扱い店舗

WEST5 浅草橋店を運営している東宝商事さんは日本で唯一のプレシオサ正規販売代理店(VIAP)として認定されているそう!
店舗一階にはたくさんのプレシオサのストーンがあり色数もかなり豊富。二階にはプレシオサのショールームもありました!

WEST5 浅草橋店

〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-23-1
TEL 0338657301
営業時間/平日・土曜10:00~18:30
日曜・祝日10:00~18:00
定休日/年中無休(年末年始除く)
オンラインショップhttp://www.tsukuro.com/

まとめ

プレシオサには今回購入したチャトン以外にも様々な種類のガラスストーンがあり色数もスワロフスキーと同じくらい豊富でした。そして、スワロフスキーよりお手頃価格なのはかなり魅力的、、!
輝き重視な場合はスワロフスキー、小さいストーンで数量が必要な場合はプレシオサにする等用途により使い分けしたいなと思いました。(個人の意見です)